グッバイ花粉症

花粉症を発症する年齢
花粉症の恐ろしい点は、毎年のように患者が増え続けている事にあると言えます。その発症時期も特に傾向があるわけではなく、幼少期に発症したケースもあれば、50代になって初めて発症したケースもあります。そこには「抗体」という存在が関係してきます。

抗体とは、体内に侵入した異物と反応・結合し、その異物を取り除く作用を齎す物質のことを言い、この抗体によって異物となる花粉を体外に排除する働きを持っています。それらがくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの諸症状として具現化しているのが、花粉症です。言い換えれば、花粉を吹き飛ばすためにくしゃみをし、花粉に侵入された体内を洗浄するために鼻水が出て、更にこれ以上花粉の侵入を防ぐために鼻がつまってしまうといったように、これは花粉症に限った事ではありませんが、アレルギー反応を引き起こすのは、言わば防御反応と言えます。その抗体は体内に蓄積されていきます。そこに発症年齢の違いが生じてくるのです。
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